ガードレール支柱打込専用機械エアーストライカーの施工機能は?価格も

土木
Sponsored Links

ガードレール支柱打込専用機械エアーストライカーって何?土木関係の仕事をしている方でもわからない方もいるでしょう。

スポンサーリンク

ガードレール支柱打込み専用機械エアーストライカーって何?

 ガードレール支柱打込専用機械エアーストライカーはこれです。

エアーストライカーの車両を細かくわけるとこんな感じです。

〇車の本体

〇改造費

〇エアーコンプレッサー

〇回転用台座

〇杭打ち機

〇鉄製ガイド枠

〇高圧ホース

〇強制ブレーキシステム

が一体になった車両です。

メリット

〇 鉄製ガイド付杭打ち機※1と施工性能を比べると打ち込む速度は、約3倍早く打ち込み(熟練者が使用)時の人数は3分の1

※1鉄製ガイド付杭打ち機とは(ユニック操作1人、材料打込み1人、エアーコンプレッサー調整1人合計3人)

話を戻します。

エアーストライカーの使用場面

例えば、交通量の多い道路で施工延長が長くて、規制期間(時間)を短くしたい時に使う点。

おススメは高速道路での使用

〇規制期間が短くなることで、警備員代、道路の道幅を狭くするカラーコーンや矢印に看板、注意喚起する電気掲示板や緊急車両停止システムの費用を抑える

〇最大のメリットは施工時間・施工日数を減らせることで、現場を任されている現場代理人のストレス軽減や道路の規制解放による交通災害のリスクの軽減

事前に交通規制の看板等を使用していても運転が未熟な方は、この交通規制の看板等を軽視して接触事故を起こす方もいらっしゃいました。

デメリット

〇車体が入れない現場や打込箇所が車体より真横より1.5m以上離れた箇所には、打込み機械をセットできないです。

〇価格が高いこと

エアーストライカーの価格は?

約1千万円!受注生産の為、納期は約半年かかりました。特殊車両の為、車検や整備費用などは別になります。

 

まとめ

鉄製ガイド付杭打ち機の機械代のみ場合、杭打ち機が約45万円、鉄製のガイド枠が25万円合計70万円、ユニック付トラックとエアーコンプレッサー(高圧ホース含む)をレンタルした場合、一日当たり約5万円と価格は安く上がります。

しかし、年間を通してガードレールなどの杭打ち工事が多い場合は、エアーストライカーの方が施工性能がよいため、おススメです。

やはり、最大のメリットは

交通規制をかける為の交通誘導員や車両、カラーコーン、矢印版、規制標識看板の設置する経費を考えると、施工期間が短くなる分交通規制の経費削減に交通災害のリスク軽減につながる点ですね!

このエアーストライカーは杭打ちだけでなく、棒状に穴を掘る機能も持っています。

打ち込み機械に掘削するロッドを取りかえるだけです。

例えば、道路の下に岩石がある場合に杭打ち機械だけでは、ガードレールの支柱は打ち込みできません。

そこで、エアーストライカーの掘削ロッドを使い岩石を砕きます。

砕いた後にエアーストライカーの掘削ロッドを打ち込み器具に取り換え打ち込みをします。

岩石などを他の工法で砕いたり、取り除く事をすれば費用もかかります。

タイトルとURLをコピーしました