交通量の多い現場での作業方法は、どうすれば良いかいつも悩みます。
まず、安全管理をしっかり立てます。
歩行者の安全、車と車の接触を防ぐことです。
また、作業員が歩行者や車との接触をしないようにに防ぐことが大事です。
交通量の多い現場の時はどう対応する？
交通量の多い箇所での現場では、そこの道路管理者へ問い合わせをします。
国道の場合、国土交通省や移管されている都道府県になります。
工事内容や施工方法をある程度、検討してから相談すると、道路管理者も工事内容がわかりますので、道路状況や交通量、使用状況など教えて頂ける事もあります。
また、その工事箇所の管轄区域の警察署に出向いて道路使用許可証を発行する担当者に相談します。
相談の前に工事箇所の住所をしっかり調べておかないと二度手間になります。
工事箇所の住所や地図を持っていくと相談がしやすく、担当者の回答もしやすくなります。
工事箇所の道路規制をする場合、片側交互通行や幅員減少にするのか、通行止めをしないといけないか、ある程度の規制の方向は決めて相談に望んだ方が良いです。
※工事箇所によっては、昼間の規制はできない所もあります。
警察署より夜間の規制でしか、道路使用許可の申請を出さないところもあります。
道路使用許可がおりる規制方法を聞いたら、施行方法など考えて会社で決めていきます。
住宅地域でのクレームを軽減するには？
役所からの発注であれば、工事箇所の町内会長さんの連絡先を聞いて工事説明と規制方法、規制日数を伝えておくことが重要です。
町内会を通じて工事内容のチラシを作成して連絡しておくことが大事です。
町内会を通じて工事開始の連絡をして、掲示版などに工事のチラシを広報しておくとクレームがきても事前に連絡通知、広報していましたと言うことで工事に取りかかれます。
工事内容によりますが、事前連絡は工事の取りかかり開始日より遅くても１ヶ月前に広報していた方が良いです。
事前通知、広報をしないで工事に取りかかるとトラブルがつきいまとい工事中止になります。
役所からの評価も悪くなりますし、今後の作業の効率性も悪い条件になっていきますので、丁寧に通知、広報をしていきましょう。
広報期間が長すぎて、いつ始まったのか、もう終わっているのか、近隣の住民もわからなくなりますので、役所と町内会と話し合いをされた方が工事現場でのクレームを軽減されます。
まとめ
昔は、工事をドンドン始めれば許される傾向でしたが、今では地域住民の理解がないと工事が進められない社会になっています。
交通規制については、地域住民の事前通知、広報はとても重要なものになりますので、手を抜かずに丁寧にしていくことが、工事作業の効率をよくしていきます。
