土木の3K(キケン、キツイ、キタナイ)の仕事は、たくさんお金はもらえません。
公共工事に、建築現場での土木工事も大きい物件もなければ、予算も少ないので土木作業員はかわいそなイメージがあります。
土木作業員の給料はいくら?
普通作業員で平成31年度全国平均1日当たり8時間の時、約18000円、軽作業員は約14000円(国土交通省発表)です。
アルバイトの最低賃金は、令和元年10月の全国平均は1時間当たり約900円(厚生労働省発表)です。
公共工事やそれに準ずる工事では、社会保険と労働保険に加入してない下請け業者は、排除される傾向にあります。
国土交通省発表の資料からも会社経費の社会保険料と労働保険料等(法定福利厚生費)を上乗せして見積作成をしてくださいと国土交通省のホームページに記載してありました。
また、国土交通省が下請け業者に調査を入れて公共工事や、それに準ずる工事の賃金支払いも確認してます。
ここ数年、社長や経理担当者が、国土交通省の調査で役所に出かけてました。
各都道府県の作業員単価より少ない勤め先の場合、賃金のことはよく考えていた方がよいでしょう。
会社の社長さんや、営業担当者が見積を作成する場合に、この作業員の単価や法定福利厚生費を知っていない方もいらっしゃいます。
安い労働力で3kの仕事をする必要はないのですから。
どうすれば、給料をたくさんもらえるの?
人より早く仕事ができる事で、会社の社長に認めてもらうしかありません。
後は、土木施工管理技士の資格を取得して現場監督(主任技術者)になれば、給料アップにつながります。
土木施工管理技士の資格を取れば、国土交通省の土木世話役の単価になります。
土木世話役の約22900円は、普通作業員と比べ約5000円違います。
軽作業員と比べると約9000円も違ってきます。
また、特殊作業員になると、約21000円になります。
特殊作業員の場合は、中々なるのに時間がかかります。
また、勤め先もあまりないので給料アップには、かなりハードルが高いです。
まとめ
土木作業員で頑張るのであれば、年上や社長に気にいってもらえるように、挨拶や仕事が早くこなせる事が大事です。
短期間で土木現場での給料アップは難しいですので、仕事が早くできるようになることが、給料アップの秘訣です。
仕事が早くこなせるためには、仕事が早くできる先輩の技を習得することです。
近年、土木会社に若い人がこないので、若い時に資格取得と仕事が早くできるようになれば、役職もつき給料アップになった人の話も聞きます。